2009年05月02日
メバルは夜に釣れ!
4/29 (水・祝) 17:30~21:00 / 新山下・渡辺釣船店 / 晴 / やや風のちナギ・中潮

もうすぐ大好きな春の天皇賞。その予想を書く前に、この記事をアップさせねばと焦りつつ、書いている。
貧乏ヒマなし、とか言うが、これは正しいようだ。最近、あまり(まとまった)時間もなかった。しかし、GWを前にして30日(木)に休暇を取得し、5/1を挟んでの微妙な連休をとることができた。
ところで、私には2009年に入って、一つ気がかりなことがあった。すでに2回夜釣りをしているものの、まだメバルを釣っていない!
失礼な話だが、私はメバルなんて、型や数を選ばねばとりあえず釣るくらいはサルでもできる、などと考えていた^^; だが、今年は釣れない。カサゴやらソイやらの定番根魚は、例年以上に釣れているのに、なぜかメバルだけは釣れてくれない。皆が釣れていないのなら納得もするものの、周囲はそれなりに釣っているのだから、これはもう祟られているとしか思えない(あえて腕は棚上げすることにしている)。
祟りならゲンを変えるしかない。何ごとも理論・理屈で対応する方はきっと理解できないだろうが、まぁギャンブル好きな方なら一度くらいゲンにこだわった人も多いだろう。ちなみに私は、ゲンにはかなりこだわる(笑) 特にテンションがネガティブになりそうなときには、何かしらゲンを変えることで乗り切ってきたと自負する者である。単に気分が変わるということかもしれないが、とにもかくにも、今回はメバルについてのゲン担ぎである。
幸いにして29日は水曜ながら祝日。
調べてみると、夜メバル船があちらこちらの宿からちらほら出船している。ほとんどが土日祝日限定出船である。もちろん、“メバル”の文字はイヤでも目に入る。しかも夜なら、(苦手の)早起きの必要もない。いつもの陸っぱりと同じペースで行ける。ゲンを代えてみるにはちょうどいい。懸命に早起きして、しかも釣れないほど悲しいことはない(よくある話だが……)。
予定では、以前アジ釣りで世話になった黒川本家から出船予定だった。こちらも土日祝限定で夜メバル船を出しているからだ。前日にTELで確認したら、「29日も出船する」と言われたので安心して出かけた。これが、この日唯一のつまずきと言っていい。
宿(黒川本家)に到着したのが17:00チョイ前くらい。17:30の出船だから、まあいい時間に着いた。……が、なんだか宿がひっそりとしている。案の定、「今日は客がいねえから出ないよ」と店の前のジジイがぬかしやがった。一瞬「バカヤロウ、俺も客だ」との声が喉まででかかったが、ジジイもこちらの顔色を察したか、「この先の渡辺さんが出すと思うから、聞いてみて」と譲歩案を出してきた。
クソジジイめ、命拾いしやがったな(笑) 顔はしっかりと覚えたぞっと(゚Д゚#)ゴルァ!!
まあ喧嘩してるのも時間の無駄なので、早速渡辺釣船店で確認すると、出船するというので、速攻受付を済ませる。準備をして、車を移動していたら、あっという間に出船時刻になった(汗 ちなみに寄るメバルはこの辺じゃ、乗合一人¥6,000で女性は結構割引がある。これで釣れれば、かなりの割安感だ。飲み代一回半くらいか(笑)
乗船するとすぐに船はポイントめがけて走り出した。すでに動き始めた船で、支度を始める。といってもメバルの場合、胴突き仕掛けをセットするだけなので、まあ仕掛けを組むのは簡単である。五分ほどで準備を終え、まだ昼間の暑さが残っている中を吹く海風に吹かれながら(というほど実際は優雅なものではなく、結構風が強くて、何度も帽子を飛ばされそうになった)、レインボーブリッジを潜り、山下埠頭や本牧埠頭のコンビナート・工場群を見つつ船は進む。
湾奥のシーバスフィッシングなどで、テレビでよく見かける光景だ。いかにも根魚釣りなロケーションに、否が応にもテンションが上がる。そして十五分ほど船が走ったところで、本牧埠頭の一角にある岸壁近くに船が止まった。以前、カサゴ・イシモチリレーで訪れたポイントのようだ。そのときは昼間(というか午前中いっぱい)だったけど。
夜ゆえ、餌はアオイソメ(日中のメバル釣りはモエビを使うが)。チョン掛けでいいので、餌付けも楽である。むしろイソメの動きを殺してしまうので、通し刺しは駄目だ。
船長の合図で、早速仕掛けを落としてみると、流石にメバル釣り、結構根のきついポイントである。水深は15mくらい。ちなみに20mを超える深場での釣りではない。最後に回ったポイントなど、水深5mくらいだった。ぼさっとしていると、あっという間に根掛り→仕掛けロストとなりそうなので、着底したらすぐに一旦底を切る。サミングが重要である。私の場合、ずっとベイトタックルでバス釣りをやっていたので、サミングはそう苦にせずできる。そのせいか、あまり仕掛けをロストすることなく、この日は釣りができた。
相方はかなり根がきついところでは、少々苦戦したところもあったようだが、最近はすっかり一人前のフィッシャーになっているので、根掛りはずしも一時期よりはずっと堂に入っている。自信がない人は、少々手返しに難があるが、ブレーキを目一杯締めておいたほうが無難だと思う。
さて、一投目から早速アタリがある。着底後、一度底を切ってから、改めてゆっくり底まで仕掛けを下ろし、再びすっと仕掛けを上げようとしたときにゴゴンというアタリだった。巻き上げるとカサゴだ。あれ、まだゲンは変わっていないのか?? 陸っぱりを避けて、船に乗ったというのに(-_-;)
岸壁沿いを流しながらの釣りはかなり頻繁にアタリがある。20cmくらい底を切った状態で待ちつつ、まめに底立ちをとり、ゆっくり誘い上げるようなアクションでいい。あまり動かしすぎるのも良くないようだ。すでに相方がメバルを釣り上げているのに、おいらにはカサゴが二匹ほど。。。
しか~し、やはりゲンは変わった!!
思い切って2mほど大きく誘い上げたとき、仕掛けがやや押さえ込まれた。この時点で大きなアタリはない。これ以上持ち上げられないので、ゆっくりリールを巻きつつ、竿先を下げる。そして、もう一度誘いあげた途端、大きなアタリが出た。タナといい、アタリといい、間違いなくメバルだ! やっとお目にかかることができた! 型はまずまずだが、なかなか体格のいいメバルである。2月前後のスポーニングを終えて、再び体力をつけてきたのか、ものすごい引きであった。ちなみにアタリが結構大きいので、合わせたくなるが、あまりに電撃アワセをするとばれやすい。完全向こうアワセで、竿先が絞り込まれてから竿を持ち上げてリールを巻くくらいがいいようだ。アグレッシブな釣りに見えて、実際は案外静かな釣りである。もちろん掛けてからのファイトは、型がいい分とても楽しい。これぞメバルという引きが、存分に楽しめる。
今回やってみて、わかったポイントといえば、
(1)仕掛け(錘)を(基本的に)底に着けない。ゆえにエダスは長目(30cm以上)がいい。(特にカサゴが多く混じる場合や、誘わないと食ってこない低活性なときには、この法則がよく当てはまるみたい)
(2)とはいえ魚は当然根に着いているので、マメに底立ちを取る。これにより、現在釣っているポイントがどの程度根があるところなのかという把握もできる。おそらく底から錘が1m離れたら、アタリは極端に減るだろう。上の棚まで誘いをかけるのは有効だが、そこで仕掛けを止めてしまうのは、よほどの状況でない限りお勧めできない。また、錘が底に当ったときの感触(つまり底の状態、根の有無やきつさ等々)をつかむことも重要。
(3)向こうアワセに徹する。少なくとも早アワセはしてはいけない。ちなみにアワセが早すぎて、3尾ほどバラシました~(ToT)
といった感じである。面倒くさそうなことも書いたが、実際にやるとたいしたことはない。いずれにしても理屈ではなく、体で感じるしかないように思う。イメージトレーニングというが、あれはやった体験を基にイメージするのであって、やったこともないことをイメージしようとしても、それは単なる妄想に過ぎない。
暗くなるにつれ、時合いを迎えたのか、メバルのタナもかなり上がってきた。底から2m上くらいまで、コンスタントにアタリがある。時折カサゴも混じるが、暗くなってからは、ほとんどメバル主体となりいい感じだ。ちなみに夕マズメにやや上層のタナでアジを二匹釣った。結構型も良く、嬉しい外道である。だが、以前、半日カサゴ船でアジを釣った相方を馬鹿にした意趣返しをされてしまった。まあ互いに嬉しい外道ではあるので、笑って流せるところではある。ちなみに時期的に良くなってきたのか、このアジとても脂のりがよく、大変美味しかったことを付記しておく。(タタキにすべく皮を手で剥いていたら、手が脂でベタベタになったほど)
船は終始本牧沖の岸壁沿いを数箇所流し、大移動もなく、ずっと釣りを楽しめた。船長も気を遣い、時折岸壁側を右舷から左舷に代えたりと、不公平のないように操船してくれている。黒のセルフレームのメガネをした、今時のイケメンな兄ちゃんって佇まいの船長は、見た目だけでなく釣らせ方も心得ているようで、なかなか気持ちいい。ちなみにアタリは、岸壁側に向いているときのほうがより多く出る。ルアー釣りを心得ている人なら、フリッピングの要領で岸壁ぎりぎりに仕掛けを落とし込むというアグレッシブな釣りも可能だ。ただし、馴れないと即根掛かるので、無理してまでやることはお勧めしない。
結局、実釣開始を18:00前として、正味3時間少々の釣りで、相方の釣果含めメバルだけで35尾。もちろん25cm級の良型も何匹か混じっての釣果だから、大満足である。kもしかしたら、今年一年分のメバルを釣ってしまったかも(笑) 暑いこともなく、3時間の釣りはむしろあっという間という感じで、子供連れでも楽しめる(あまり長いと子供は飽きてしまいがちなので……)。タックルもお手軽だし、その上引きは最高だ。時期的にまだ夜はむしろ寒いくらいなので、一枚羽織るものがあるといいと思う。これから暖かくなれば、夕涼みがてらの釣りなんてのもオツである。
メバル35尾、カサゴ6尾、アジ2尾。これが本日の釣果であった。仲間内には計44尾と事前報告したが、どこかで一尾落としてしまったらしい(笑) 帰宅して数えなおしたら、一尾減っていた(^^ゞ
最後に、今回お世話になった渡辺釣船店は、私は初めてだが、横浜沖堤への渡しもやっている有名な宿(らしい)。船もきれいで、日中はシーバス船を出しているせいか、客層も若い人が多い。船長も若かったし、なかなか活気がありそうで、いい宿だと思う。皆さん、夜メバルなら、ポイントまですぐの渡辺釣船店にお越しを~(宣伝~♪)。目の前がベイブリッジで、元町から歩いて3分くらいってロケーションもいいね♪
(了)


貧乏ヒマなし、とか言うが、これは正しいようだ。最近、あまり(まとまった)時間もなかった。しかし、GWを前にして30日(木)に休暇を取得し、5/1を挟んでの微妙な連休をとることができた。
ところで、私には2009年に入って、一つ気がかりなことがあった。すでに2回夜釣りをしているものの、まだメバルを釣っていない!
失礼な話だが、私はメバルなんて、型や数を選ばねばとりあえず釣るくらいはサルでもできる、などと考えていた^^; だが、今年は釣れない。カサゴやらソイやらの定番根魚は、例年以上に釣れているのに、なぜかメバルだけは釣れてくれない。皆が釣れていないのなら納得もするものの、周囲はそれなりに釣っているのだから、これはもう祟られているとしか思えない(あえて腕は棚上げすることにしている)。
祟りならゲンを変えるしかない。何ごとも理論・理屈で対応する方はきっと理解できないだろうが、まぁギャンブル好きな方なら一度くらいゲンにこだわった人も多いだろう。ちなみに私は、ゲンにはかなりこだわる(笑) 特にテンションがネガティブになりそうなときには、何かしらゲンを変えることで乗り切ってきたと自負する者である。単に気分が変わるということかもしれないが、とにもかくにも、今回はメバルについてのゲン担ぎである。
幸いにして29日は水曜ながら祝日。
調べてみると、夜メバル船があちらこちらの宿からちらほら出船している。ほとんどが土日祝日限定出船である。もちろん、“メバル”の文字はイヤでも目に入る。しかも夜なら、(苦手の)早起きの必要もない。いつもの陸っぱりと同じペースで行ける。ゲンを代えてみるにはちょうどいい。懸命に早起きして、しかも釣れないほど悲しいことはない(よくある話だが……)。
予定では、以前アジ釣りで世話になった黒川本家から出船予定だった。こちらも土日祝限定で夜メバル船を出しているからだ。前日にTELで確認したら、「29日も出船する」と言われたので安心して出かけた。これが、この日唯一のつまずきと言っていい。
宿(黒川本家)に到着したのが17:00チョイ前くらい。17:30の出船だから、まあいい時間に着いた。……が、なんだか宿がひっそりとしている。案の定、「今日は客がいねえから出ないよ」と店の前のジジイがぬかしやがった。一瞬「バカヤロウ、俺も客だ」との声が喉まででかかったが、ジジイもこちらの顔色を察したか、「この先の渡辺さんが出すと思うから、聞いてみて」と譲歩案を出してきた。
クソジジイめ、命拾いしやがったな(笑) 顔はしっかりと覚えたぞっと(゚Д゚#)ゴルァ!!
まあ喧嘩してるのも時間の無駄なので、早速渡辺釣船店で確認すると、出船するというので、速攻受付を済ませる。準備をして、車を移動していたら、あっという間に出船時刻になった(汗 ちなみに寄るメバルはこの辺じゃ、乗合一人¥6,000で女性は結構割引がある。これで釣れれば、かなりの割安感だ。飲み代一回半くらいか(笑)
乗船するとすぐに船はポイントめがけて走り出した。すでに動き始めた船で、支度を始める。といってもメバルの場合、胴突き仕掛けをセットするだけなので、まあ仕掛けを組むのは簡単である。五分ほどで準備を終え、まだ昼間の暑さが残っている中を吹く海風に吹かれながら(というほど実際は優雅なものではなく、結構風が強くて、何度も帽子を飛ばされそうになった)、レインボーブリッジを潜り、山下埠頭や本牧埠頭のコンビナート・工場群を見つつ船は進む。
湾奥のシーバスフィッシングなどで、テレビでよく見かける光景だ。いかにも根魚釣りなロケーションに、否が応にもテンションが上がる。そして十五分ほど船が走ったところで、本牧埠頭の一角にある岸壁近くに船が止まった。以前、カサゴ・イシモチリレーで訪れたポイントのようだ。そのときは昼間(というか午前中いっぱい)だったけど。
夜ゆえ、餌はアオイソメ(日中のメバル釣りはモエビを使うが)。チョン掛けでいいので、餌付けも楽である。むしろイソメの動きを殺してしまうので、通し刺しは駄目だ。
船長の合図で、早速仕掛けを落としてみると、流石にメバル釣り、結構根のきついポイントである。水深は15mくらい。ちなみに20mを超える深場での釣りではない。最後に回ったポイントなど、水深5mくらいだった。ぼさっとしていると、あっという間に根掛り→仕掛けロストとなりそうなので、着底したらすぐに一旦底を切る。サミングが重要である。私の場合、ずっとベイトタックルでバス釣りをやっていたので、サミングはそう苦にせずできる。そのせいか、あまり仕掛けをロストすることなく、この日は釣りができた。
相方はかなり根がきついところでは、少々苦戦したところもあったようだが、最近はすっかり一人前のフィッシャーになっているので、根掛りはずしも一時期よりはずっと堂に入っている。自信がない人は、少々手返しに難があるが、ブレーキを目一杯締めておいたほうが無難だと思う。
さて、一投目から早速アタリがある。着底後、一度底を切ってから、改めてゆっくり底まで仕掛けを下ろし、再びすっと仕掛けを上げようとしたときにゴゴンというアタリだった。巻き上げるとカサゴだ。あれ、まだゲンは変わっていないのか?? 陸っぱりを避けて、船に乗ったというのに(-_-;)
岸壁沿いを流しながらの釣りはかなり頻繁にアタリがある。20cmくらい底を切った状態で待ちつつ、まめに底立ちをとり、ゆっくり誘い上げるようなアクションでいい。あまり動かしすぎるのも良くないようだ。すでに相方がメバルを釣り上げているのに、おいらにはカサゴが二匹ほど。。。
しか~し、やはりゲンは変わった!!
思い切って2mほど大きく誘い上げたとき、仕掛けがやや押さえ込まれた。この時点で大きなアタリはない。これ以上持ち上げられないので、ゆっくりリールを巻きつつ、竿先を下げる。そして、もう一度誘いあげた途端、大きなアタリが出た。タナといい、アタリといい、間違いなくメバルだ! やっとお目にかかることができた! 型はまずまずだが、なかなか体格のいいメバルである。2月前後のスポーニングを終えて、再び体力をつけてきたのか、ものすごい引きであった。ちなみにアタリが結構大きいので、合わせたくなるが、あまりに電撃アワセをするとばれやすい。完全向こうアワセで、竿先が絞り込まれてから竿を持ち上げてリールを巻くくらいがいいようだ。アグレッシブな釣りに見えて、実際は案外静かな釣りである。もちろん掛けてからのファイトは、型がいい分とても楽しい。これぞメバルという引きが、存分に楽しめる。
今回やってみて、わかったポイントといえば、
(1)仕掛け(錘)を(基本的に)底に着けない。ゆえにエダスは長目(30cm以上)がいい。(特にカサゴが多く混じる場合や、誘わないと食ってこない低活性なときには、この法則がよく当てはまるみたい)
(2)とはいえ魚は当然根に着いているので、マメに底立ちを取る。これにより、現在釣っているポイントがどの程度根があるところなのかという把握もできる。おそらく底から錘が1m離れたら、アタリは極端に減るだろう。上の棚まで誘いをかけるのは有効だが、そこで仕掛けを止めてしまうのは、よほどの状況でない限りお勧めできない。また、錘が底に当ったときの感触(つまり底の状態、根の有無やきつさ等々)をつかむことも重要。
(3)向こうアワセに徹する。少なくとも早アワセはしてはいけない。ちなみにアワセが早すぎて、3尾ほどバラシました~(ToT)
といった感じである。面倒くさそうなことも書いたが、実際にやるとたいしたことはない。いずれにしても理屈ではなく、体で感じるしかないように思う。イメージトレーニングというが、あれはやった体験を基にイメージするのであって、やったこともないことをイメージしようとしても、それは単なる妄想に過ぎない。
暗くなるにつれ、時合いを迎えたのか、メバルのタナもかなり上がってきた。底から2m上くらいまで、コンスタントにアタリがある。時折カサゴも混じるが、暗くなってからは、ほとんどメバル主体となりいい感じだ。ちなみに夕マズメにやや上層のタナでアジを二匹釣った。結構型も良く、嬉しい外道である。だが、以前、半日カサゴ船でアジを釣った相方を馬鹿にした意趣返しをされてしまった。まあ互いに嬉しい外道ではあるので、笑って流せるところではある。ちなみに時期的に良くなってきたのか、このアジとても脂のりがよく、大変美味しかったことを付記しておく。(タタキにすべく皮を手で剥いていたら、手が脂でベタベタになったほど)
船は終始本牧沖の岸壁沿いを数箇所流し、大移動もなく、ずっと釣りを楽しめた。船長も気を遣い、時折岸壁側を右舷から左舷に代えたりと、不公平のないように操船してくれている。黒のセルフレームのメガネをした、今時のイケメンな兄ちゃんって佇まいの船長は、見た目だけでなく釣らせ方も心得ているようで、なかなか気持ちいい。ちなみにアタリは、岸壁側に向いているときのほうがより多く出る。ルアー釣りを心得ている人なら、フリッピングの要領で岸壁ぎりぎりに仕掛けを落とし込むというアグレッシブな釣りも可能だ。ただし、馴れないと即根掛かるので、無理してまでやることはお勧めしない。
結局、実釣開始を18:00前として、正味3時間少々の釣りで、相方の釣果含めメバルだけで35尾。もちろん25cm級の良型も何匹か混じっての釣果だから、大満足である。kもしかしたら、今年一年分のメバルを釣ってしまったかも(笑) 暑いこともなく、3時間の釣りはむしろあっという間という感じで、子供連れでも楽しめる(あまり長いと子供は飽きてしまいがちなので……)。タックルもお手軽だし、その上引きは最高だ。時期的にまだ夜はむしろ寒いくらいなので、一枚羽織るものがあるといいと思う。これから暖かくなれば、夕涼みがてらの釣りなんてのもオツである。
メバル35尾、カサゴ6尾、アジ2尾。これが本日の釣果であった。仲間内には計44尾と事前報告したが、どこかで一尾落としてしまったらしい(笑) 帰宅して数えなおしたら、一尾減っていた(^^ゞ
最後に、今回お世話になった渡辺釣船店は、私は初めてだが、横浜沖堤への渡しもやっている有名な宿(らしい)。船もきれいで、日中はシーバス船を出しているせいか、客層も若い人が多い。船長も若かったし、なかなか活気がありそうで、いい宿だと思う。皆さん、夜メバルなら、ポイントまですぐの渡辺釣船店にお越しを~(宣伝~♪)。目の前がベイブリッジで、元町から歩いて3分くらいってロケーションもいいね♪
(了)
Posted by You at 01:03│Comments(7)
│新山下・渡辺釣船店
この記事へのコメント
すげー
大漁だぁ~
最近、出撃頻度が落ちてるから船も良いなぁ~
仕掛けの詳細を知りたいですねぇ・・・
気が向いたら、カキコ宜しくお願いします~♪
大漁だぁ~
最近、出撃頻度が落ちてるから船も良いなぁ~
仕掛けの詳細を知りたいですねぇ・・・
気が向いたら、カキコ宜しくお願いします~♪
Posted by daisuke at 2009年05月02日 19:49
ども、了解です。仕掛けの詳細は、例のところにカキコしときます。
何なら一緒に行きますか~(笑)
これから厚くなると、きっと気持ちいいと思いますよ。
何なら一緒に行きますか~(笑)
これから厚くなると、きっと気持ちいいと思いますよ。
Posted by You at 2009年05月02日 22:16
乙!
お見事でした!!
夜船メバルもお手軽でいいですね。
わたすも連れてって~(笑)
いや~にしても臨場感たっぷりのレポ、いつもながら流石ですね~。
読み手を意識した文章構成、読んでて引き込まれます(^◇^)
お見事でした!!
夜船メバルもお手軽でいいですね。
わたすも連れてって~(笑)
いや~にしても臨場感たっぷりのレポ、いつもながら流石ですね~。
読み手を意識した文章構成、読んでて引き込まれます(^◇^)
Posted by 東京はぜ at 2009年05月07日 10:26
船酔いさえ無ければスッゲー行きたいのですが、、、、(ノ_・。)
Posted by かねやん at 2009年05月09日 14:48
はぜさん、どうもです!
本当にお手軽でした。ちょっとカラオケでも行くか的な感覚でいけそうです(笑)
ぜひ、行きましょう♪
かねやんさん、ポイント近いし、時間も短いですから……どうすかねぇ?
以前ご一緒したシロギスと比べると楽ですが、岸壁沿いを流す関係で、岸壁から戻ってくる波でそこそこ揺れるんですよね~^^;
本当にお手軽でした。ちょっとカラオケでも行くか的な感覚でいけそうです(笑)
ぜひ、行きましょう♪
かねやんさん、ポイント近いし、時間も短いですから……どうすかねぇ?
以前ご一緒したシロギスと比べると楽ですが、岸壁沿いを流す関係で、岸壁から戻ってくる波でそこそこ揺れるんですよね~^^;
Posted by You
at 2009年05月09日 15:11

かねやん、釣れまくってれば酔わないよ、きっと。
アタリメーカーの爪の垢、持参しましょうか?(笑)
アタリメーカーの爪の垢、持参しましょうか?(笑)
Posted by 東京はぜ at 2009年05月09日 17:08
>アタリメーカーの爪の垢
なるほど、釣れれば酔わないって理屈ですな~。おいらももらおうかな~
薬より効きそう(笑)
なるほど、釣れれば酔わないって理屈ですな~。おいらももらおうかな~
薬より効きそう(笑)
Posted by You
at 2009年05月09日 18:07

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