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2007年09月13日

スローライフとしての釣り

スローライフとしての釣りいわゆる「釣行記」ではないが、紹介しておこう。何気なく売店の前を通ったとき、「釣り」の二文字が目に飛び込んできた。9月6日に発売となった「サライ」という雑誌の最新号である。以前からスローライフ系なテーマを扱い雑誌という程度のことは知っていたが、一度も買って読んだことはない(立ち読みしたことはあるタラ~)。

まさかこの手の雑誌で釣りのことが取り上げられるとは思っていなかった。釣りの雑誌と言えば、船宿情報誌かバス系のグラビアアイドルが表紙を飾る雑誌がメインで、いずれも釣りだけを扱う・・・そういうものだと思っていた。
しかし今号のサライは、表紙にも太公望の絵(HPによれば、尾形光琳作の絵だとか・・・)が載っており、大人が電車の中やカフェでページをめくっていても、違和感のない仕上がりである(笑) という訳で、初めてサライを自腹で読んでみる気になったテヘッ

もちろん専門誌ではないので、釣り以外の記事も載っているが、これは電車の中とかで読むことを考えると、むしろ好ましい構成と言える。隣に素敵な女性でも座ったら、「釣りオヤジ」と思われないよう、おもむろにメルセデス・ベンツの特集記事のページをめくればよい(爆
さて今号のサライにおける、釣り関連の記事を、小学館のサイトから抜粋して引用してみる。

【大特集】 楽して太公望になる近道 サライ流「釣り大全」  
巻頭鼎談  
第1部  江戸の侍から文士まで魅了した「釣り道楽」事始 江戸の釣り文化
  
水と魚にとりつかれた作家たち  
魅惑の釣り文学を読む  
釣り道具の用語集  
釣りの種類と対象魚を知る
  
第2部 手ぶらで楽々“大名釣り”の宿 東日本編  
第3部 手ぶらで楽々“大名釣り”の宿 西日本編  
第4部 道具の逸品から、近郊の釣り場まで懇切案内 初心者に優しい釣り具の名店
  
釣りがさらに楽しくなる逸品13選  
海釣りが楽しめる近郊の施設  
日帰りで体験できる釣り講座

小学館「サライ」 ホームページより引用


一部割愛しているが、これらの記事が、雑誌全体の概ね半分を占めている。こんなサイトを見ている「釣りオヤジ」なら、思わず手が伸びてしまうような内容ではないだろうか・・・。

読んでみると、釣りのノウハウに関する部分は、既に釣りを何年かやっている方々であれば、初心者向けの記事であり少々物足りないだろう。しかしそもそも(少なくとも私は)ノウハウを習得するために買ったのではないので、それはそれで良い。そんなページは読み飛ばせは良いだけのこと。これが雑誌ならではの気安さでもある。

それよりも第2部や第3部で紹介されている、ご当地ならではの釣り方の紹介などは、写真もついており、そそられる。なかなかできない(行けない)場所の釣りを紹介していたりして、ついつい夢中で読んでしまった。

そして何よりも、個人的には「魅惑の釣り文学」の文字に“魅惑”された。いわゆる釣り文学の名作が紹介されている。幸田露伴然り、井伏鱒二然り、そうして私が名作家と崇敬する開高健然り。。。本好きの自分には、まさしく堪らない特集だった。
早速紹介されている本を探しに近所の書店に立ち寄ったが、地元のこじんまりとした書店のせいか・・・紹介された本は一冊も発見できずorz もっと大きな有名書店に行ってみなければなるまい。

紹介されている宿の料理も、これまたCatch&Eatの伝道者を自任する(?)私には、垂涎ものである食事

詳しくは、発売中の「サライ」を読んでいただきたい(もちろん“買って”ネ)が、こういった雑誌に「釣り」に関する記事が掲載されるのは、釣りを愛でる者の一人として、歓迎すべきことだと思う。このようなことがきっかけで、釣りがより市民権を得たレジャーになると良いのだが・・・。(もちろんそのために、既に釣りを楽しんでいる者は、きちんとしたモラルを持って釣りをしなければならないだろう。)

最後に、本誌に載っていた言葉を引用してみる。正確に記憶しているわけではないが「釣りをしているときに、自分の釣果(つまり釣れた魚)を価格換算してはいけない」という趣旨のことが書いてあった。とかく・・・

「アジは今、スーパーで一尾いくら。で、今日は○○尾釣れたから、占めて××円か・・・」

という胸算用をして、一喜一憂してしまう。しかし釣りは「遊漁」であり、ならば遊びである。スローライフな遊びとして釣りをとらえるならば、やはり金勘定をしては楽しみは半減するということだろう。ギャンブルのように金をかけてこそ楽しいというゲームではないのだから・・・。
この一言に、いたく同感アップ


(了)

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この記事へのコメント
きょうは、旅行したかも。
それできのう、こりパンダとメバルへ徘徊したかも。
Posted by BlogPetのいわとび at 2007年09月13日 14:20
早速、買いに行きますね・・・
Posted by daisuke at 2007年09月13日 20:06
え〜っ?
いわとびが1番レス〜?

ま、それはさておき
最近イッパシのアングラー気取ってる妻が買ってきました。
2~3日は私が読める機会は無さそう。
やはり文化的側面から釣りの楽しみ方、成り立ち、その魅力を説き広める事は重要ですね。
単なる娯楽と勘違いしてる下衆なオヤジに読ませたいです。(笑
Posted by よっちゃん at 2007年09月13日 23:47
daisukeさん、是非読んでみてくださいね~。少しは釣りにいけないストレスの解消と癒しの一助になると思います~♪

よっちゃんさん、買ってましたか。釣りは深いなぁ、と思うような記事が結構ありました。こういった観点から釣りに入るって、素敵な気がしました。あまりガツガツせず、でも「釣り」というものをもっとストイックに楽しんでみようと思います。
釣りに逝ったんだか、散歩か井戸端会議に逝ったんだかわからないようでは・・・^^;
そういう意味では、以前のハゼ釣り大会でのよっちゃんさんの釣りへの姿勢は、すごいと思います。あの日、自分は諸般の事情でヘロヘロで釣りどころじゃなかったんですけど・・・。
Posted by You at 2007年09月14日 00:11
う~ん、私も読んでみたいです!(^^)!
金勘定は、道具に仕掛、交通費などを考えたら絶対に赤字なので、気にしない方が良いですね(カミさんにはスーパーで買うと高いよと言って食べさせますが)。もう単純に楽しむつもりでやってます!!
もちろん、釣れなくても楽しいと思えるほど、割り切れませんが(^_^;)
釣りへの姿勢・・・むぅ、見直してみるか!?
Posted by taka at 2007年09月14日 10:37
是非読んでみてください。ベンツの記事には、目からうろこが落ちました(冗談・笑
いろいろ書きましたが、まぁ雑誌ということもあり、気軽に読めばいいと思います。特にご当地釣法の記事はなかなか興味深いですよ。
今までと違う釣りの楽しみが見つかるかもしれません。
Posted by You at 2007年09月14日 13:24
まだあるかな~?
買って見ます~。ネズミ~終わったら小説でも書くか~・・(うそ)
Posted by 東京はぜ at 2007年09月16日 10:35
はぜさん、ありましたか~?
釣りテーマの小説は、難しいですよね~(^^ゞ
Posted by You at 2007年09月18日 13:30
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